「力が強い」だけでは足りないお仕事
皆さんは消防士と聞いて、どんな姿を思い浮かべるでしょうか。
「体が大きい」「圧倒的にパワーがある」「走るのが速い」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。
現場では、走ったり、階段を上ったり、重い資機材を運んだり、ホースを扱ったり、要救助者を搬送したりと、さまざまな身体能力が求められます。
そんな消防士の身体能力を、実際の動きから見ることができるのが、「全国消防救助技術大会」です。
全国の消防士が救助技術を競うこの大会が、今年は8月22日(土)に新潟市で開催されます。
消防士が走る、登る、引く、運ぶ、支える。
そうした動きを間近で見ると、消防士に必要なのは、単純に「力が強いこと」だけではないと感じるはずです。
実際の現場では、筋力だけではなく、さまざまな身体能力を組み合わせて身体を使うことが求められます。
消防士は、とにかく「握る・運ぶ」仕事
消防士の仕事では、さまざまなものを手で扱います。
ホースや重い資機材の保持
ロープやはしごの操作・登はん
要救助者の安全な搬送・固定
以前、消防士として現場で働いていた経験から振り返ってみても、特に強く感じたのが、「握る」という動作の多さでした。
ただ握力が強ければいいわけではありません。
「握った状態のまま走り、引っ張り、姿勢を保ち続ける能力」です。
さらに、防火衣や空気呼吸器などの装備を身につけた状態で活動するため、
重さを受けながら身体を安定させる力も必要になります。
腰に頼らず、全身で動く
消防士の仕事では、重いものを持ち上げたり、運んだり、狭い場所で身体を動かしたりする場面もあります。
そのため、腰に負担が集まりやすい動作も少なくありません。
だからこそ、「腰を鍛える」だけではなく、
腰だけに頼らず、脚や股関節、背中を使って全身で負荷を受けることが大切です。
この考え方は、消防士に限りません。
重いものを扱う仕事や、人を支える仕事など、
身体を使って働く人にとっても重要な身体の使い方です。
消防士に必要な身体能力を、MEIKEのトレーニングで考える
では、こうした身体能力をトレーニングで身につけるには、何をすればいいのでしょうか。
消防士だからといって、特別なトレーニングする必要があるわけではありません。
大切なのは、仕事の中で必要になる動作を考え、それに必要な身体能力をトレーニングで補っていくことです。
GEEKFIT. MEIKEで行うトレーニングから考えるなら、
今回は「ブルガリアンスクワット」「コンパウンドロウ」「デッドリフト」の3種目に注目してみます。
ブルガリアンスクワット|片脚で身体を支える力
消防士の動作の土台になるのが、脚の力です。
そこで活用したいのが、ブルガリアンスクワットです。
片脚を中心に身体を支えながら動くため、脚の筋力だけではなく、片脚で身体を安定させながら力を発揮する能力も鍛えることができます。
階段を上る、片側に荷物を持つ、要救助者を支えながら移動する。
消防士の仕事では、左右均等な状態で動けるとは限りません。
そうした場面を考えても、片脚で身体を支える能力は重要になります。
MEIKEでは、ブルガリアンスクワットに取り組みやすいよう、高さを調節できるブルガリアンスタンドも用意しています。

コンパウンドロウ|「握って、引く」力
消防士は、ホースやロープ、資機材などを扱ったり、要救助者を引き寄せたりする場面があります。
そこで活用したいのが、コンパウンドロウです。

背中を中心に、腕や肩甲骨周辺も使いながら引くことで、身体の後ろ側をまとめて鍛えることができます。
大切なのは、単純に背中を大きくすることだけではありません。
手でしっかりと握り、身体を安定させながら引く。
つまり、「握る・引く」という動作を、背中や体幹を含めた全身で行うことが重要になります。
デッドリフト|握る・持ち上げる・運ぶ力
そして、消防士にとって重要なのがデッドリフトです。
バーをしっかり握り、股関節や脚を使って重量を持ち上げるデッドリフトは、消防士に必要な「握る・持ち上げる・運ぶ」という動作を考えるうえで、非常に分かりやすい種目です。
ポイントは、手や腰だけで重量を扱わないこと。
下半身、股関節、背中を連動させて、全身で重量を扱うことが重要です。
重い資機材などを扱う消防士にとっても、腰だけに頼らず身体全体を使う感覚は大切になります。
もちろん、重量を扱う種目だからこそ、フォームや重量設定は重要です。
「重いものを持てる」ことだけを目的にせず、まずは身体の使い方を身につけることが大切です。
MEIKEのパワーラックエリアではデッドリフトも利用可能です。バンパープレートやジャッキも用意しています。

心肺機能も、消防士には欠かせない
ここまで筋力を中心に紹介してきましたが、消防士にとって心肺機能も欠かせません。
現場では、一度大きな力を発揮して終わりではなく、高重量の装備を身につけた状態で動き続けることもあります。
そこで、MEIKEではWOODWAYを使ったトレーニングも選択肢になります。

走る、歩く、傾斜をつけるなど、目的に合わせて負荷を調整しながら、心肺機能を高めていくことができます。
筋力だけを高めるのではなく、「力を発揮し、それを必要な時間続けられる身体」をつくる。
消防士のように身体を使う仕事では、こうした視点も重要になります。
仕事に必要な身体を、トレーニングから考えてみる
身体を変えたい理由は、人それぞれです。
見た目を変えたい。
筋力をつけたい。
体力をつけたい。
仕事で疲れにくい身体をつくりたい。
大切なのは、ただトレーニングをするのではなく、「何のために身体を強くするのか」を考えること。
GEEKFIT. MEIKEでは、目的や身体の状態に合わせて、必要なトレーニングを考えながら身体づくりに取り組むことができます。
「自分の場合は、どんなトレーニングが必要なんだろう?」
そんな疑問がある方は、パーソナルトレーニングで一緒に考えてみるのも一つの方法です。
仕事や日常生活の中でどんな動作が多いのか。
そこにどんな身体能力が必要なのか。
そして、それをどうトレーニングにつなげていくのか。
40台のマシンの中から必要な種目を選び、マシンの使い方やトレーニングメニューまでご案内します。
そうしたところから、自分に合った身体づくりを考えていきます。
仕事のための身体づくりも、筋トレの一つです。
自分に必要なトレーニングを知るところから、身体づくりを始めてみませんか?

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