凧が飛ぶには、風だけじゃない
10月4日(日)、新潟市南区の白根総合公園で「風と大地のめぐみ ~南区凧フェスティバル&産業まつり~」が開催されます。

新潟の凧といえば、やはり白根の大凧合戦でも有名な「大凧」。
大きな凧が空を飛ぶ姿は大迫力!
ですが、凧は風を受けているだけではありません。
地上では、必ず誰かが糸を強く握りしめています。
突風の中でも凧をしっかりコントロールするには、手の力だけではなく、風に引っ張られる身体を地面から支える必要があります。
もしその人がしっかり踏ん張れなかったら……
凧と一緒に空を飛んで行ってしまいます(笑)。
この「引っ張られる力を、身体で受け止める」というところを考えていると、筋トレにも似たところがあるなと思います。
筋トレも、重りを動かすだけではありません。
重りから身体にかかる力を受け止めながら、自分の身体を動かしているのです。
「重りを動かす」だけが筋トレじゃない
重りには常に重力が働いています。
重いものほど大きな力がかかりますし、同じ重さでも、その重さが身体のどこにあり、関節からどれくらい離れているかによって、関節を回転させようとする力も変わります。
例えばサイドレイズでは、腕を横に上げていくほど、腕と身体の位置関係が変わり、肩まわりにかかる負荷も変化します。
そのため、軽い重量でも腕をしっかり伸ばして動かすと負荷を感じやすくなります。
一方で、重量を重くすると、身体を使って反動をつけたり、腕を上げる距離が短くなったりすることもあります。
同じ「サイドレイズ」という動作でも、身体の位置や動かし方によって、力のかかり方は変わるわけです。

つまり、筋肉はただ「重さ」に耐えているだけではありません。
どこに重さがあるのか、どの方向から力がかかるのか、身体がどう支えているのか。
こうした条件によって、身体が受ける負荷は変わります。
力を出すには、身体を支える
立った姿勢で目の前にある重いものを手前に引っ張る動きをイメージしてみてください。
腕の力だけでは、身体ごと前に持っていかれてしまいます。
そこで必要になるのが、身体を支える力です。
足で地面を踏み、身体を安定させる。
その上で、背中や腕を使って引っ張る。
これはジムで行うトレーニングでも全く同じです。
ローイングやラットプルダウンのような「引く」種目でも、腕や背中だけが働いているわけではありません。
身体が重さに引っ張られないよう支えたり、シートや床に身体を固定したりしながら、狙った動作を行っています。
力を出すことと、力を受け止めること。
この2つは常にセットで存在しています。

「支える」ことも、種目によって変わる
ここで面白いのが、トレーニングでは「あえて足を使わない」こともあるということ。
例えばベンチプレスでは、足を床につけて身体を安定させる方法が一般的ですが、あえて足を上げて行うやり方もあります。
「足元の支えが大事なら、なぜ浮かせるのか?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、これもトレーニングの目的によって考え方が変わります。
足を使いにくくすることで、脚からの補助を減らし、胸の動きに意識を向けやすくすることもできます。
その種目で何をしたいのかによって、足を使うこともあれば、あえて使わないこともある。
大切なのは、ただ力を入れることではなく、身体のどこで力を受け、どうやって動きにつなげるのかを考えることです。
足元から、身体全体で力を受け止める
凧を飛ばすとき、空にある凧ばかり見ていると、地上で糸を持っている人のことを忘れてしまいます。
筋トレでも同じです。
「もっと効かせたい」と考えると、より強く押したり、上げたり、引いたりと、「どの筋肉を使うか」に意識が向きやすい一方で、その動きを成立させるために、身体のどこかでは必ず支えています。
重りを押すときも、引くときも、持ち上げるときも、どこかでは身体を支えています。
「どの筋肉を使うか」だけではなく、「どこで力を受け止めるか」。
そこまで考えてみると、いつものトレーニングも少し違って見えてきます。
GEEKFIT. MEIKEには、40台のマシンとフリーウェイトエリアがあります。
MEIKEにあるコンパウンドロウも、「受け止める」を実感しやすいマシンのひとつです。

重りを引くとき、背中や腕だけでなく、下半身を含めた身体全体で姿勢を安定させる必要があります。
「このマシンはどこで身体を支えているんだろう?」
そんな視点でマシンを見ると、普段とは違った発見があるかもしれません。
マシンによって身体を支える場所や、力のかかり方も変わります。
同じ「引く」「押す」でも、身体の使い方はひとつではありません。
見学・ビジター利用は予約不要です。
実際のマシンやジムの雰囲気は、写真だけでは分からない部分もあります
「自分ならどんなマシンが使いやすいかな?」くらいの感覚で、気軽に見に来てもらえればと思います。

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