引く力と握る力
筋トレを始めると、「背中を鍛えたいのに前腕ばかり疲れる」と悩む人は少なくありません。
これは単純な疑問ですが、非常に重要なポイントです。
結論から言えば、引く力と握る力はまったく別の力です。
背中のトレーニングで使いたいのは、広背筋や僧帽筋といった大きな筋肉の「引く力」。
一方でバーを持つときに使うのは前腕の「握る力(握力)」です。
多くの初心者が陥るのは、バーを握る力に頼りすぎてしまうことです。
背中で引いているつもりでも、筋肉の主導権が前腕の握力に移ってしまうのです。
これにより、背中の筋肉が十分に働かない状態でトレーニングが終わってしまうことがよくあります。
背中を効率的に鍛えるためには、まずこの「引く力と握る力は別物」という基本を理解することが必要です。
前腕に負けず背中に効かせるための対策
前腕に負けず背中に効かせるにはどうすればよいのでしょうか。
まず意識すべきは、肘を後ろに引く感覚です。
バーやダンベルを握ることに意識を奪われず、肘や肩甲骨の動きを主導させることで、背中の筋肉がしっかり働きます。
このとき、握り方にも工夫が必要です。
バーを深く握り込み、最後に親指でしっかりと蓋をするように握ると、握力を安定させつつ手首への負担も減らせます。
こうすることで、前腕に力が逃げることを防ぎ、背中の筋肉に効かせやすくなります。
重量は極端に重くしすぎず、自分がコントロールできる範囲で動作することも重要です。
重量が大きすぎると握力が先に疲れ、背中への刺激が薄くなってしまいます。
フォームの意識、重量の調整、そして正しい握り方を組み合わせることで、前腕に負けず効率的に背中を鍛えることができます。
補助ギアは使うべき?パワーグリップと素手の選び方
背中のトレーニングで前腕が先に疲れてしまう場合、
リストストラップやパワーグリップといった補助ギアを使うのは非常に有効です。
手とバーを固定することで握力の負担を軽減し、
広背筋や僧帽筋など本来鍛えたい部位に集中して力を伝えることができます。
特に高重量を扱うラットプルダウンやローイングでは、
背中にしっかり刺激を与えたいときに大きな効果があります。
ただし、補助ギアを常用することには注意も必要です。
握力の成長を阻害したり、ギアに依存して重量が扱えない状態になったりすることがあるため、万能ではありません。
フォーム習得や軽めの重量でのトレーニングでは素手で行い、手や腕の神経を発達させたうえで、
背中に効かせたいときや高重量で回数を伸ばしたいときにギアを使う、
といった柔軟な使い分けが理想です。
握る力に邪魔されず、背中を正しく育てよう
背中を鍛えたいのに前腕ばかり疲れるのは、握力と引く力の違いを理解していないことが原因です。
フォームを整え、肘で引く意識を持ち、
必要に応じて補助ギアを活用することで、背中への刺激を最大化できます。
GEEKFIT. MEIKEには背中のマシンが11台設置されており、それぞれ狙う部位や刺激が異なります。
握力に負けて十分に使えないマシンがあると、背中のトレーニングは不完全になってしまいます。
初心者や一人でのトレーニングが不安な方には、パーソナルトレーニングがおすすめです。
握力に邪魔されず、しっかり背中に効かせる引き方やマシンのセッティングを丁寧に案内しています。
自分の体の動きや筋肉の効かせ方を実感しながらトレーニングすることで、背中は確実に変わります。
正しいフォームと補助ギアの使い分けを身につけて、
マシンの力を最大限に活かしながら理想の背中を目指しましょう。

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