効かせる感覚を掴むための練習法
筋トレをしていると、「もっと効かせるように!」と耳にします。
でも重さを持っているのに、実際「効かせる」ってどういう状態?
そして、どうやったら“効かせられる”ようになるのか。
今回は、筋トレ初心者〜上級者まで皆が理解しておきたい「効かせる」の本質と、その感覚を掴むための練習法を解説します。
「効かせる」とは?筋肉が“主役”で動く感覚
「効かせる」とは、ターゲットの筋肉に意識的に負荷を集中させることを指します。
つまり、単に重りを動かすのではなく、狙った筋肉を“使って動かす”ことがポイントです。
例えば、ベンチプレスなら「胸で押す」感覚を掴むこと。
腕の力ではなく、胸の収縮でバーベルを動かす。
これが“効かせるトレーニング”の第一歩です。
「効かせられない人」によくある3つのパターン
① フォームが崩れて他の筋肉が代償している
正しいフォームが取れていないと、狙いたい筋肉以外を使って動作してしまいます。
例:ラットプルダウンで腕ばかり使って背中に効かない、など。
→ジムにある鏡でフォームを確認し、どの筋肉が動いているかを意識しましょう。
GEEKFIT. MEIKEでは多くの鏡が設置されていますし、撮影用の三脚も用意しています。
自分がどのように動いているのか客観的に確認するのは上達への近道です!
② 重量を追いすぎてコントロールできていない
“効かせる”には、筋肉をコントロールできる範囲の重量が重要です。
高重量でフォームが崩れているなら、それは「効かせていないトレーニング」になります。
→ まずは軽めの重量で「筋肉を動かす感覚」を掴むことから始めましょう。
③ 反動(チーティング)を使いすぎている
体全体を使って反動で上げてしまうと、筋肉が「張り」を感じにくくなります。
初心者のうちは反動を抑え、可動域をしっかりとコントロールすることを意識しましょう。
反動を使ってしまうのは先ほど紹介した重量設定の問題もあります。
コントロールできる範囲内で重量を上げていきましょう!
効かせる感覚を掴むための具体的な練習法
軽重量で“ゆっくり動かす”テンポトレーニング
ゆっくりとした動作は、筋肉の緊張を感じやすくします。
目安として、
下ろす動作:3〜4秒
上げる動作:1〜2秒
でコントロールしてみましょう。
これにより、筋肉が伸び縮みしている感覚(ストレッチと収縮)を掴みやすくなります。
片側ずつ行う“ユニラテラル種目”を取り入れる
片腕・片脚ずつ動かすトレーニングは、筋肉の使い方を意識しやすいです。
例えば、
ワンハンドダンベルカール(腕)
ワンレッグカール(脚)
ワンハンドローイング(背中)
片側だけの動きに集中することで、左右差や筋肉の使い方の癖が見えてきます。
苦手な部位のトレーニングでは積極的に取り入れてみてください!
トップポジションで「収縮を止める」
動作の頂点で1秒止めることで、筋肉が“力を発揮している”感覚が明確になります。
このピーク・コントラクション(最大収縮)を意識することで、
「この筋肉を使ってる!」という実感が得られやすくなります。
アイソレーション種目で感覚を育てる
効かせたい部位が感じづらい場合は、単関節のアイソレーション種目でその部位を“目覚めさせる”のが効果的です。
例:
胸が感じにくい → ダンベルフライ(胸)
背中が感じにくい → ケーブルプルオーバー(背中)
脚が感じにくい → レッグエクステンション(脚)
→ 先に軽く行って「感覚を呼び起こす」ことで、コンパウンド種目の効きが格段に変わります。
「効かせる」トレーニングは“筋肉との対話”
効かせるとは、重さを動かす作業ではなく、筋肉の動きを“感じ取る”作業です。
最初は感覚が掴みにくくても、フォームと意識を整えるうちに確実に変わっていきます。
重量を扱うトレーニングはその後からでも決して遅くありませんし、
意識できるようになってからのほうがトレーニングの伸び方が全然違います!
今回紹介した種目や方法はGEEKFIT. MEIKEではすべて行えます!
まずは焦らず、筋肉とのコミュニケーションを行っていきましょう!

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