筋肉痛=いいトレーニング?

トレーニングを始めたばかりの人も、長く続けている人も、
「筋肉痛がないと効果がないのでは?」と不安になることがあります。
実際のところ、筋肉痛は筋トレの必須条件なのでしょうか?
今回は最新の研究をもとに、その真実を解説していきます。

筋肉痛ってそもそも何?

筋肉痛の正体は「遅発性筋肉痛(DOMS:Delayed Onset Muscle Soreness)」と呼ばれるもので、
トレーニング後12〜48時間ほど経ってから現れます。
これは筋繊維の微細な損傷に伴う炎症反応によるものです。

よく「筋肉痛=効いている証拠」と言われますが、実際にはそう単純ではありません。
筋肉痛があっても筋肥大しない場合もあれば、筋肉痛がなくても成長することがあるのです。

最新研究から見る「筋肉痛と筋肥大・筋力向上の関係」

近年のスポーツ科学の研究では、筋肉痛が筋肥大の必須条件ではないことが明らかになっています。
トレーニングの刺激は「筋肉の張力」「メタボリックストレス(簡単にまとめるとパンプアップ)」「筋繊維の損傷」という3要素から成り立ちますが、特に重要なのは筋肉にしっかりとした負荷を与えること。
筋肉痛はその副産物にすぎません。

さらに、強すぎる筋肉痛はオーバートレーニングや回復の遅れにつながり、
次のトレーニングの質を落としてしまうことも。
つまり「筋肉痛がなくても筋肉は成長するし、むしろ痛すぎるのは逆効果」というのが現在の定説です。

筋肉痛がある日の過ごし方

では、筋肉痛がある日は休むべきなのでしょうか?
結論から言えば「程度による」です。
軽い張り程度なら、ストレッチや有酸素運動、軽いトレーニングで血流を促すのが効果的です。
これをアクティブリカバリーと呼び、回復を早めることが知られています。

一方、強い痛みがある場合はフォームの乱れやケガにつながる恐れがあるため、
同じ部位を無理に追い込むのは避けましょう。
別の部位を鍛えるか、完全休養を取ることが賢明です。

筋肉痛を早く和らげる・予防する方法

筋肉痛をゼロにするのは難しいですが、和らげたり予防したりする方法はいくつかあります。

十分な睡眠:成長ホルモンの分泌が高まり、筋肉修復が進みます

栄養補給:タンパク質はもちろん、BCAAやEAAなどのアミノ酸が効果的です。
GEEKFIT. MEIKEの冷蔵庫にはBCAA 4000㎎入ったアミノバリューを販売しています!

水分補給:脱水は回復を遅らせる原因になります

アクティブリカバリー:軽いジョギングやストレッチで血流を促進
ストレッチエリアには様々なコンディショニンググッズがあります!

温冷浴やマッサージ:血流改善による回復サポート

特に初心者は、無理に重量を増やさず「徐々に体を慣らす」ことが最大の予防策になります。

筋肉痛は必須ではないが、成長のヒントになる

筋肉痛は「筋肥大には絶対必要」ではありません。
なくても筋肉はしっかり成長しますし、痛みが強すぎると逆に効率が落ちてしまいます。

ただし、筋肉痛は「新しい刺激を与えられたサイン」として参考になるのも事実。
過度にこだわらず、ひとつの指標として活用するのがおすすめです。

結論:筋肉痛は必須ではない。
でも、トレーニングの進歩を知るヒントにはなります。
自分の行ったトレーニングに対して筋肉が反応で返してくれる。
いわば“コミュニケーション”です。
この対話は筋肉への理解と信頼を深め、さらなる筋肥大へとつながります!
筋肉の声を聞いて、無理なく継続できる筋トレライフを目指していきましょう!

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