トレーニングの不調には理由がある
「筋肉痛はないのに体が重い」
「集中できず、今日はなんかダメ」
理由は分からないけどうまくいかない日。
その不調の原因は筋肉ではなく“神経の疲れ”かもしれません。
トレーニングのパフォーマンスは、筋肉だけで決まるものではありません。
筋肉がどれだけ元気でも、それを動かす司令塔である神経系が疲れていれば、体は思うように動かなくなるのです。
今回は、見落とされやすい神経疲労のサインと、トレーニングが停滞しないための正しい対処法を解説します。
疲れているのは筋肉じゃない?
トレーニングの不調=筋肉疲労。
そう思う方も多くいると思います。
ただ、睡眠時間は取れている。筋肉痛もほとんど残っていない。それでも重量が上がらない。
このときに疑いたいのが神経疲労です。
筋肉は「エンジン」、神経は「操作系」。
操作系が疲れていると、エンジンが元気でもパフォーマンスは出ません。
神経が疲れているときの主なサイン
神経疲労は、筋肉疲労のようにわかりやすい痛みがありません。
だからこそ、感覚の変化に気づくことが重要です。
✅ ウォームアップなのにやたら重く感じる
✅ セットに入る前から集中が切れる
✅ フォームが安定せず雑になる
✅ インターバルを取っても回復した感じがしない
✅ 心拍や息は落ち着いているのに「しんどい」
✅ イライラしやすく、やる気が続かない
これらが複数当てはまる場合、
筋肉よりも神経系が先に疲れている可能性が高いです。
なぜ神経は疲れるのか?
ここでいう「神経の疲れ」とは、主に筋肉を動かすための運動神経系の疲労だけではありません。
心拍や睡眠、体の調子を自動的に整えているのが自律神経です。
自律神経のバランスが崩れると回復力が低下し、
結果としてこの運動神経系の疲労が抜けにくくなることもあります。
そのため「追い込みすぎ」だけが神経疲労の原因ではありません。
睡眠の質やストレス、カフェインの摂りすぎも影響します。
特に注意したいのが、毎回限界更新を狙うトレーニングです。
短期的には達成感があっても、神経系には大きな負担がかかり、気づかないうちに回復が追いつかなくなってしまいます。
神経が疲れている日は、戦い方を変える
神経疲労を感じているときによくやってしまう失敗が、気合で押し切ることです。
無理に高重量を扱ったり、「甘えだ」と自分を追い込むのはさらなる悪化につながります。
これらは一時的に満足感があっても、
回復を遅らせ、停滞を長引かせる原因になります。
こういったときは切り替えて、重量やセット数を減らして精度を高めたり、
思い切ってオフをとったりしましょう。
休む=サボりではありません。回復まで含めて、トレーニングです。
伸びている人ほど「神経の状態」を見ている
●不調の原因は筋肉とは限らない
●神経疲労は“感覚のズレ”として現れる
●無理に押し切るほど回復は遅れる
●日によってトレーニングを調整できる人が伸び続ける
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